CARRY TRADITIONAL
JAPANESE BEAUTY WITH YOU.
日本の伝統美を世界に伝えるまほうびん
日本の伝統美を世界に伝えるまほうびん
2018.12.21ステンレスボトル MJX-A482を発売いたしました。
日本には、各地の風土・文化によって
育まれた多様な伝統工芸がある。
世界中の人に、日本の伝統工芸の
美しさを伝えたい。
最新の技術で伝統美の質感を再現することで、
毎日触れられる、
美しいまほうびんを。
富士は特別な山であり、
その雄大な姿は日本人の心に
刻み込まれている。
特に「逆さ富士」は、湖面に富士山が
映り込んだ景観を指し、縁起が良い。
富士をモチーフにした工芸品は多く、
特に金属製の器では、
金属を槌で細かく叩き出し、
富士の山肌を見事に表現している。
手毬は、日本の歴史的な玩具であり、
主に女児が、唄を歌いながら手でついて遊んだ。
綿で球体を作り、色糸を使って幾何学模様に装飾する。
色糸を幾重にも巻き、彩り豊かにつくられる手毬は、
かつてどの家庭でも作られた
馴染みの玩具でありながら、
目をみはる美しさである。
細い色糸を組んでつくられる「組紐」や、
贈答品に紙紐を結び付ける「水引」。
これらは日本の「むすび」文化といわれている。
神事の装束にも用いられ、
「魂を結びつける」と考えられた。
結び目によって思いを伝える風習もある。
華やかなだけではない、繊細で奥深い装飾品である。
春のごく短い間に咲き、
あっというまに散る儚さは、
人々の心を惹きつけてやまない。
儚い美を閉じ込めるかのように、
あらゆる工芸品の題材となっている。
特に「七宝焼」は、薄く柔らかい花びらが
透けて重なり滲んだ色調が、
釉薬によって見事に表現される。
白い氷の粒、霰。
冷え込む朝夕に多く見られ、
さらりとして直ぐにやむ、いさぎのよさ。
この白い小粒玉の美に魅せられた人々は、
「霰文様」を生み出した。霰文様は、
湯沸かしの道具である鉄瓶にも施されている。
冬の朝、一杯のあたたかいお茶を楽しむ
情景が目に浮かんでくる。
桐材は軽量で防湿性に優れ、その美しい木目から、
優美で格調高い木とされています。
ボトル専用の桐箱は、伝統工芸品の茶碗や絵画を保管する木箱を
専門につくっている熟練の職人が丁寧につくったもので、
その箱に大切に収めて伝統の「技」と「心」をお届けします。
桐箱に収めた工芸品のようなボトルは大切な方への心に残る贈り物としても喜ばれます。
繊維が長く独特の風合いをもつ日本古来の紙、和紙。
その繊細な透け感や手触りは、見ても触れても楽しめ、
大切な方の心にきっと残ることでしょう。
富士、手毬、むすび、さくら、霰。それぞれの情景が持つ奥深い美しさと手触りを表現しています。5つの柄に合わせて細かく調整を施した色味と微細模様を幾重にもかさねる高度な技術で、それぞれの伝統美を立体感豊かに再現しています。
長年培ったステンレスボトルづくりのノウハウを凝縮し、すべてのパーツの製作も日本製にこだわり、日本の工場で1本1本丁寧に作り上げました。また飲み口は清潔を保つためにステンレス素材にこだわりました。形状を工夫し、丸みを持たせることで口につけたときのなめらかな感触を実現しました。
内側はステンレス表面の凹凸を滑らかにするスーパークリーン加工を採用。蓋にもステンレスを採用しており、汚れにくく錆びにくい。いつでも清潔に使えます。
当ボトル最大の特徴はその質感。
本物の伝統工芸の質感を再現するために、
当社が培ってきた技術や最新のテクノロジーを採用しました。
質感を表現する決め手は立体感。
色味と微細模様を一層一層丁寧に重ねて
立体感を出すことで、
モチーフの手触りを再現。
固い金属を槌で繊細に叩き出したような複雑な凹凸感や、
色鮮やかな糸を一本一本組み合わせ、
編み上げたような細やかな質感など、
これらを正確に表現するために、
モチーフごとに異なる重ね方を
採用しています。
今までにない手触り感。
是非とも手にとってご覧ください。
タイガー魔法瓶は、
1923年、菊池武範によって大阪市に創業しました。
13才のときから親元を離れ奉公に励んでいた武範は、
仕事のあとの冷め切った食事を口にする度に、
母親がいれてくれたあたたかいお茶のこと
を思い出していました。
「ー杯のお茶の温もりをいつでもだれでも味わえるように」
それが、タイガー魔法瓶のはじまりです。
当時のガラス製魔法瓶は、
割れやすく壊れやすいものでした。
武範は試行錯誤を重ね、
内びんと外筒の隙間に段ボールをはさみ、
ガラスを保護する方法を思いつきました。
同じ年の関東大震災では、
棚に置かれていた数多くの製品のうち、
タイガー魔法瓶の製品だけがー本も割れずに残ったのです。
創業90年を超えた今も、
独創的なアイデアを大切に商品づくりをおこなっています。
タイガー魔法瓶は、国際宇宙ステーション(ISS)から
地上に物資を回収する小型再突入カプセル(JAXAが宇宙ステーション補給機
「こうのとり」7号機へ搭載のために開発)において、
貴重な宇宙実験サンプル等を格納する真空二重断熱容器の開発を担当。
2018年11月11日、小型再突入カプセルは、国際宇宙ステーションからの実験サンプルを
約4℃に保ちながら、着陸中の強い衝撃に耐え地球に帰還しました。
※小型回収カプセル=HTV Small Re-entry Capsule
日本の伝統美を世界に伝えるまほうびん
本製品は、日本の先端技術で「手触り感」を
表現したステンレスボトルです。
人から人へ受け継がれた
伝統工芸品の手触り感が持つ「温もり」。
タイガー魔法瓶が創業当初から大切にしてきた
「温もり」への思いを手に取って
感じていただけると幸いです。